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1989年12月、
香港から日本に戻ってきて3度目のクリスマスが過ぎた。
長男は小学校1年生になっていた。
私は、翌年5歳児になる次男のため、幼稚園選びに忙しかった。
住んでいた某市に市立の幼稚園はなかったので、
私立の幼稚園に行かせなくてはならない。
次男はこの年、扁桃腺とアデノイドの手術を受けていた。
手術はうまく行ったのだが、
たとえばプールには入れないとか
それまで耳があまりよく聞こえないハンデがあったので
ちょっと言葉が遅めだとか、
理解しておいてほしい事項がいくつかある子だった。
いくつかの候補の幼稚園を見て回り、
それで次男の性格を考え、
私は家から少し離れてはいるけれど、
自由に遊ばせてくれる幼稚園にしようと決めたのだった。

そんなおりツレアイが、もしかしたら転勤あるかも、などと言い出したのだ。
転居を伴う転勤となると、
そうそう簡単に幼稚園の申込みも出来ない。
私は12月27日だったか28日だったか、
とにかく年の瀬ぎりぎりまで申込むのを待った。
規定では、一度申込んだら、
払いこんだお金は返してもらえない事になっていたからだ。
私立の幼稚園に最初に払いこむ金額は馬鹿にならない。
入園金のほかに。制服やらジャージやら、その他もろもろ・・・
慎重になるのは、当然なのである(笑)

いわゆる御用納めの日、
「やっぱり転勤はなかったね」と言いながら、ツレアイを送りだし、
私はその幼稚園に申し込みに行ったのだった。
制服・体操服、その他もろもろの費用、しめて76000円だったか・・・
園にはまだ先生方も何人か残っておいでで、
次男を連れて園を案内してくれたり、
制服に手を通してサイズの確認をしたり、
その日は他に申込む人がいなかったこともあるけれど
私はやはりそこを選んでよかったと思ったのだった。
たっぷり園長先生と話をして、
家に戻ってきたのがお昼過ぎ。
家に帰りついた途端に電話がなった。

電話してきたのはツレアイだった。
「ねえ、もう申込んじゃった?」
「うん、申込んだよ、園長先生と会って、病気のことも話してきた。
 いい先生ばっかりで、よかった。」
「・・・・あのさ、転勤だって」
「・・・・え?」
「ロンドンだって」
「え~~~~??」
え~?そんなの聞いてないよ~~!!

【2003/02/21 13:52】 | 昔ばなし |
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