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フォーリーブスの青山さんがお亡くなりになったそうで。
合掌。

青山さんは肝ガンだったそうですが、「てのひらの闇」の藤原さんは食道ガンでしたっけ。お二人とも団塊の世代、ですよね。あ、青山さんはちょっと外れますか。

藤原さんは、長い間サラリーマンをやっておられて、専業作家になられてからが短かったせいもあり、作品がとても少ないのです。直木賞と江戸川乱歩賞のダブル受賞となった「テロリストのパラソル」を読んだのは、もうずいぶん昔になるのですが、あれがワタクシのツボだったんですね。
で、ひとたびはまると、たいていその作家の作品を読み漁るワタクシであるのですが、藤原さんに関しては、全部あわせても10冊(乱歩賞作家の合同本を入れても11冊)しか本が出ていないため、あまりあせって読んでしまうのももったいないかなー、とか思ったりして、とか言い訳半分。
そんなこんなでテロリストからてのひらに来るまでがずいぶんかかってしまいました。


さて、「てのひらの闇」

内容(「BOOK」データベースより)
飲料会社宣伝部課長・堀江はある日、会長・石崎から人命救助の場面を偶然写したというビデオテープを渡され、これを広告に使えないかと打診されるが、それがCG合成である事を見抜き、指摘する。その夜、会長は自殺した!!堀江は20年前に石崎から受けたある恩に報いるため、その死の謎を解明すべく動き出すが…。


主人公堀江は退職勧告を受けて、リストラ寸前の40過ぎのくたびれた中年・・・という書かれ方をしてはいるんだけど、実際は過去あり傷あり遍歴ありの、チョイ悪カッコいい系おじさんなんだよなあ。
たぶん私よりは年下なんだけど、その潔さに惚れてしまいます。

ハードボイルド、と呼ばれる小説は嫌いではないのだけれど、暴力描写があまり得意ではなく、平々凡々な生活者ゆえに、非日常にあこがれるおばちゃんが、またまたツボにはまった作品でございました。
さて。
これには続編があるんですが、それが藤原氏の遺作なんです。
続編にとっかかるべきか、そのほかの作品を読了してからにすべきか、しばし悩むことにしましょうか。


【2009/01/28 18:26】 | 読書 トラックバック(0) |
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